【自主トレを頑張っているジュニアアスリートへ!第6回】

SOSアスリートラボ横須賀SOSアスリートラボの大森です。

全国で自主トレしているジュニアアスリートに向けて、トレーニングの際の押さえて置いた方がいいポイントを10回ぐらいに分けてお伝えしています!
ぜひシェアしてくださいね。

第6回目!!
前回の投稿では筋力トレーニング(下半身)の種目についてと説明しました。
今回は筋力トレーニングを効果的行うためのポイントについてお伝えしていきます。

筋力トレーニングを行うときに一般的に考えられていることは以下です。

○ゆっくり動作を行う
○筋肉を意識する
○筋肉に力を入れる
○これがどんなプレーに活きるかを考える

できるかっ!!笑

そんなのトレーニングスキル(トレーニングの熟練度)が上がってないとできません笑
だからみんなトレーニングが嫌いになるし、やらなくなるんです。
トレーニングスキルが上がってきたら上記のことはしっかり考えた方が、効果も明らかにでます。
むしろ何も考えずに、言われたことだけをやっているジュニアアスリートは伸びません笑

では「トレーニングの流れ(ステップ)」です。

①決められた動きを繰り返す
※まずは大きな動きでやってみよう
→自分勝手に動くと自分の使いやすい部分のみ使い、体全体が使えない
→トレーニングは決められた動で体の可能性を引き出し、競技は個性を全開にしてプレーする

これができるようになったら

②動いている部位(筋肉や関節)を意識する
※どこが動いているか感じてみよう
→自分の体に目を向け、ボディイメージを高める

ここまでできるようになったら

③筋肉に力を込める
※動かしたい筋肉に力を入れてみよう
→ボディイメージ駆使し、筋力をコントロールする

要はですね。

動かしてもないのに意識なんてできないんです。
ご飯も食べてないのに、味を感じろとか不可能でしょ笑

そしてですね。

筋肉の意識(感じること)もできないのに、力が入るわけないです。

専門的な話を少しするとですね。
人間の体は脳からの指令で体を動かしています。
それを司っている神経を体性神経といって、運動神経と感覚神経に大きく分かれます。

脳から体へ=運動神経
体から脳へ=感覚神経

ときどき私は運動神経がないからーってひとがいますが、ありえません笑

脳から体へ行く電気刺激(シナプス)と、体から脳へ帰る電子刺激の量は基本的に同じなんです。
だから体からの刺激を脳でうまくキャッチできない(意識できない)状態では、脳から体を動かすことも抑制が掛かってできないのです。

ですから①~③の順番をしっかり確認しながら行うと効果的です。
もちろん、進行具合には個人差がありますが、焦らずコツコツと行っていきましょう!!

次回は「筋力トレーニング・体幹編」についてお話しします!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~第1回:ランニングしていて効果は出るのか?
第2回:プレー中に息が上がらないようにするために
第3回:競技を見据えた運動強度でトレーニングする
第4回:トレーニングのよくある勘違い
第5回:ジュニアアスリートは筋トレして良いのか?
第6回:どうせやるなら効率的に!
第7回:体幹トレーニングの本質
第8回:そもそも体幹トレーニングとは?
第9回:なぜ体幹が弱くなる!?
第10回:猫背はヤバい!?
第11回:競技を極めるための極意!!

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