このページではSOSアスリートラボのご見学や入会ご検討の方によくいただくご質問等をまとめておりますので、よろしければお読みください。
尚、直接お問い合わせをされる場合はこちらからお願いします。
月のトレーニング回数はどれくらいが良いんでしょうか?
だいたい週1回ぐらいを目安にしていただいています。
理由はジュニアアスリートの競技のスキル練習は週2~6日と様々ですが、強いチームほど週3~6程度練習していますので、ただでさえ練習量が多いところに更に週2回以上のトレーニングをしてしまうと、オーバートレーニング(やり過ぎ)になってしまう可能性があるからです。
他に激しいスポーツなどを全くしていなければ、週2日ほどのトレーニングが最も効果を発揮しますが、競技の練習量が多い場合は、怪我やオーバーワークのリスクを最小限の数にするため、身体に負担をかけないよう配慮する必要があります。
通う回数が少なくても(月2回以下)大丈夫ですか?
また、逆に通う回数が少な過ぎる場合(毎月2回以下など)は、エラーパターン(間違ったフォーム)の修正ができず、トレーニング効果が現れにくくなります。
例えばエラーパターンの修正を行っている過程では 2週間エラーパターンを続けると、経験的に身体に定着しやすくなってしまいます。そもそも2週間に1回程度では次回来店時に動きは完全に忘れているので、体も動きも変わりません。そのため、エラーパターンの修正をしっかり行いつつ、オーバーワークを防ぐためにも、週一回程度のトレーニングを推奨しています。
筋力をつけて成長が止まりませんか?
筋肉をつけても成長はとまりません。
筋肉をつけると成長がとまるというイメージは、おそらく「体操選手が小柄な人が多い」というイメージから来ていることも多いです。あれだけ体を隅々まで自在に使いこなすためには、手足などのパーツが長くなれば長くなるほど、コントロールがしにくくなります。そのため上位入賞者には結果的に小柄な人が多いイメージだと思って下さい。
そもそも発育期の骨には、骨の端に成長軟骨と呼ばれる成長をつかさどる軟骨層があります。この部分が細い隙間として見え、骨端線と呼ばれます。小児では、強い外力によって骨端線を損傷する場合もありますから、子どものうちに強い負荷をかけるとか、休みなく運動し続けると骨端線を傷つけるきっかけになります。
それを損傷すると身長が伸びなくなる(伸びづらくなる)というイメージから、筋肉をつけると成長がとまるというイメージになっているのかと思います。
子どもがウエイトトレーニングをしても大丈夫でしょうか?
子どものウエイトトレーニングはNGです。
成長期の子どもはまだ関節が出来上がっておらず、ゆるい状態です。また身体のコントロール性も低く、ウェイトによる不可をかけると筋肉よりも関節へのストレスが多くなってしまいます。
そもそも子どもが高負荷をかけ、筋肉をつけるという考えは無謀です。大人のトレーニングの負荷を軽くして行うだけのダンベルやバーベルトレーニングも微妙です。子どもは大人の体のミニチュアではありません。子どもの身体に必要な能力を引き出すトレーニングが重要です。
SOSアスリートラボでは成長期に合わせ
- 小学生=体を上手に使う
- 中学生=そこに持久力をプラス
- 高校生=本格的に筋力をつけ、ウエイトトレーニングを行う
という流れでジュニアアスリートのパフォーマンス向上をサポートしていきます。
短期間でトレーニング効果はでますか?
短期間とはどのぐらいを指すのでしょうか。1度や2度のトレーニングで効果がでることもありますが、顕著にでることは稀です。そもそも子どもがスキル練習や勉強を毎日コツコツと続けるのはなぜでしょうか。
それは簡単で「そんなに上手い方法はない」ことを知っているからですよね。もし、1度や2どのトレーニングで効果が出たら魔法使いです笑
そもそもヒトの身体は習慣を変えるのに時間がかかります。普段、日常で続けていることを急に明日から変えることってストレスがかかりますよね。
体も同じで、急には新しいことは受け止められないし、いきなり覚えたことを体で定着し続けることはできないのです。ですから体には少しずつコツコツと続けていく必要があります。
余談
なかなか運動(勉強)が覚えられないという理由と、なかなかトレーニングが体に身につかないのも同じような理由です。そこに年齢や頭の良さは関係ありません。
人の記憶容量には限界があるからこそ、記憶として残しておくものを選別しています。
例えば
- 生命にかかわることは忘れない
- 興味のあるものも忘れない
上記の順番です。つまり、生命にかかわらず、興味がないものは忘れるし、身につきません。
競技スポーツのスキル練習が身に着くのは①が原因ではなく、②です。 しかし、ほとんどの場合のフィジカルトレーニング(体力・筋力・柔軟性・バランスなど)は②に当てはまる選手は少ないです。そのため、フィジカル強化を行うためには①②からのアプローチはできません。
しかし、①②以外で、その限られた容量の中に割り込んで、記憶の定着化を行う方法がひとつだけあります。 その方法は、繰り返して行うこと(反復すること)です。 繰り返し、目の前に出てくることで、脳が錯覚を起こし、これは必要なことだから記憶にとどめろという指令を出します。 それで記憶に定着するのです。
つまり、記憶に残らない、身につかないのは、
生命にかかわらず、
興味もなく、
反復練習もしていないものです笑。
なので苦手なことを身に着けステップアップしたいなら、楽をせずに反復しろということです。笑
女の子は通っていますか?
現時点では小学3年生から大学1年生まで様々な競技を行っている子どもが通っています。女子の傾向としては、大学生のフリースタイルスキー・モーグル日本代表の選手を筆頭に、男子よりも全国レベルでの結果を望んでいる子が多いです。
種目としては
- 体操
- レスリング
- ゴルフ
- ダンス
- スキー
と様々な競技ではありますが、根本的な体を上手に使うという点では共通点も多く、同世代の子ども同士が、 いい意味で意識し合い、切磋琢磨して自分の競技力を伸ばすきっかけになっていることも多いです。
SOSアスリートラボには小学何年生から通えますか?
ラボでは小学生以上であれば通えます。 「園児の指導クラスはないのですか」と問い合わせをいただきますが、ラボ内はトレーニング器具(ツール)が多く、突発的な行動を起こしてしまうとケガをする可能性があるため受け付けておりません。
もちろん「師匠(トレ―ナー)の言うことは絶対守る」という約束を守れる園児であれば、利用できる時間帯(14:00~16:00)は指定させていただきますが、ご利用することは可能です。
競技も野球、ソフトボール、サッカー、水泳、空手、バスケットボール、スカッシュなど様々な種目のこどもたちが通っています。トレーニング自体は他のこどもと一緒に行いますが、ラボで作成するトレーニングプログラムは子どもの成長・目的に合わせた個別プログラムです。
個別プログラムをトレーナーの指示の元実施するので、小さなこどもでも安心して楽しくトレーニングが行えます。 また時間帯によっては中学生、高校生のお兄さんお姉さんも一緒にトレーニングをしてくれることも多く、トレーナーの指導だけでなく、分からない動きを中高生がサポートしてくれたり、危ないときには補助してくれたりと安心できる環境でトレーニングができます。
小さな子どもたちもお兄さん、お姉さんたちと一緒にトレーニングできることが楽しいとの声を聞きますし、中高生からも小学生に負けられないからという責任感ある言葉も聞いています。ラボでは、小さなこどもの横でトップアスリートが一緒にトレーニングしているということもあります。
小さなうちから、トップアスリートのトレーニングを間近で感じれるのもとても良いことだと思っています。 基本的には、狭い店舗のため、保護者の方にお待ちいただくスペースがないため、初回から1~2度の見学は可能ですが、基本的にはお預けいただくことをお願いしています。 その方がかえって、指導者にこどもの意識が向きやすく、集中して運動がしやすくなるというメリットもあります。
競技スポーツを極めるには、小さなころから同じ競技を続けていないとトップ選手になれませんか?
小さなうちから同じ種目を継続している方が結果がでているように感じますが、最近のでは小さなうちから種目を限定せずに色々な経験をさせ、身体の引き出しを多く作ることも必要です。
例えばゴルフの全英オープンで優勝した渋野日向子選手も子どもの頃はソフトボールをやっていたというのは有名ですね。色々な種目を行うことで視野を広げたり、身体の使い方を行うことは本当に大切です。 もちろん、競技によっては競技年齢が若年化している体操、水泳、フィギュアなどは早いうちから活動しているほう良いと思いますが、すべての競技スポーツに「小さなころから競技を続けなければならない」という考え方は当てはまりませんので、悲観的にならなくても大丈夫です。
スクールにする予定はありませんか?
スクールにした方が、「習い事」感覚になるため、定期的にトレーニングを行う習慣をつけやすくなるというメリットがあります。
しかし、スクールにすることで、練習や塾などで、その曜日・時間帯に合わない子どもは通えなくなることも多いです。 練習や塾の時間帯に左右されず、やりたいときにトレーニングができる環境づくりのためスクールにはしていません。
また以下のデメリットもスクールにしない理由です。
- 年代ごとにスクールを組むことになるので、低学年ほど早い時間帯、高校生ほど遅い時間帯となり、時間コントロールが付きにくい
- 同じプログラムだと周りと比較してしまう(自信を無くしてしまうことがある)
- 体力差があり、全員が全く同じトレーニングするのは辛い
- 毎回同じメンバーであると、刺激が一定で切磋琢磨しにくくなる
月謝(使い放題など)はないのですか
週1回のトレーニングを推奨しております。やればやるほど効果が出るわけではありませんし、通い放題にしてもあまりメリットがないため、月謝制にはしておりません。また24時間ジムのように場所貸しを行っているのではなく、少人数で適切な指導があることが前提の会費となっております。
また月に高頻度で来る、1日当たりの滞在時間が長い子どもほど、単なる遊び場として捉えてしまっていることも多いです。ラボでは遊びの要素を取り入れながら、楽しく、積極的にトレーニングを行ってもらいますが、遊びの延長で実施している子どもほど継続率が低いです。
また他に遊ぶものが見つかると「来たいときに来る」など数ヶ月に1回程度の来店となり、他のこどもや中高生などの集中力の低下を招いたり、ケガの原因となる場合も多いため、通い放題というシステムにはしておりません。
まずは体験申込みから
SOSアスリートラボ横須賀では体験申込みの受付をしております。体験をご希望される場合はLINEにて必要事項をご記入の上、お申込みください。
- お子さんの氏名:
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